おせち料理の基本構成
昔も今もおせち料理のお重は四重であるのが基本です。
そして、それぞれ一の重から詰めるものが決まっているようです。場所によってもさまざまな説がありますが、一の重は三つ肴といって、祝いの肴を入れます。関東では黒豆、数の子、ごまめで関西ではごまめが牛蒡に変わります。
おせち料理の基本的な構成は以下の通りです。
祝い肴三種
「田作り」「かずのこ」「黒豆」の3品。
この3品はお正月のお祝いに欠かせない料理で、この祝い肴とお餅があれば最低限のお正月のお祝いはできるといわれています。
口取り
口取りとは「口取り肴」の略で、饗膳(きょうぜん)でお吸いものとともに最初に出される皿盛りもののこと。
「伊達巻き」や「栗きんとん」、「昆布巻き」「紅白かまぼこ」などがこれにあたります。
酢のもの
「紅白なます」や「たたきごぼう」、「酢だこ」、「〆さば」、「小魚の南蛮漬け」など。
焼きもの
「ぶりの焼きもの」や「鯛の焼きもの」、「えびの焼きもの」、「のし鶏」「松風焼き」など。
煮もの
いわゆる「煮しめ」。昆布、里芋、れんこん、にんじん、こんにゃく、ごぼう、しいたけ、たけのこ、大根、がんもどきなどを含め煮にします。
おせち料理と言えば、私はごまめが好きだとか私は黒豆が好きだなど、それぞれの好みがあるようです。最近は、若者の食生活が洋食化し、ファーストフードなどを好むようになって来ました。こういう時代にこそ、栄養満点のおせち料理を家族で食べることには大きな意味があると言えます。

